ネイリストは顧客のネイルケアやネイルアートを施す技術者、専門職としての側面がある一方、顧客へのマナーやクレーム対応などに適切に対応する技術も必要です。
つまりネイリストは専門職でありながら、同時にサービス業でもあるのです。

だからどれだけ施術の腕が確かであっても、顧客への笑顔が一切ない、言葉遣いが乱暴で下品、口を開けば愚痴や不満ばかり、服装がいつもだらしない、化粧をしていない、髪がボサボサなど常識のないネイリストに顧客はつきません。
ネイル技術は勉強すればある程度の技能を身につけることができますが、接客マナーを修得するのはなかなか難しいものです。

そのため、接客業での職務経験があるとネイルサロンや美容室への転職・就職が有利になることも。
このページでは接客業の方がネイリストへ転職するコツをまとめています。

接客業はネイル禁止の職場が多い

接客業と言っても働く場所はさまざまですが、レストランや居酒屋、小料理屋、喫茶店など食事や食品を提供するお店の場合、派手なネイルは基本的に禁止されています。
爪のケアやハンドケア程度なら問題なくても、キラキラしたネイルで食事を運ぶのは非常識。
職場でネイルが禁止されている場合、自爪を使ってネイルの勉強や練習をすることはなかなかできません。

そこで友人や知人の爪で練習する事になります。
同じ美容系の仕事であるエステティシャンも、長い爪では顧客を傷つけてしまう恐れがあるため、爪は短めに切りそろえて安全に配慮しなくてはいけません。
エステティシャンもまた、自分以外の爪で練習する必要がありますね。

ただし同じ接客業でもキャバクラに勤務する女性であればネイルケアは当然すべきもの。
キャバクラ嬢は誰にも文句を言われることなく、自爪でネイルの勉強ができるメリットがあります。

接客術が生かせるネイリスト

接客業に従事する方々の基本は「笑顔」。
明るく爽やかな笑顔で「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」「またのお越しをお待ちしております」と言われると何だか嬉しくなります。

自然な明るい笑顔でニッコリ挨拶されるだけでも癒されるもの。
ハキハキとした喋り方や清潔感ある服装、髪型、マナーを心得た対応など、接客術を生かせるのがネイリストの仕事です。

多少施術の腕前が劣るとしても「○○さんと話しをしていると癒される」「○○さんに会いたいからお店に来ている」とファンが増えるようなら見込みありです。
メイルの技術や知識は勉強して実践するうちに身につけることができますが、接客技術や人柄はなかなか勉強して身につくものではありません。

接客業の経験があり接客マナーを心得た方、さらに人柄に魅力があり指先の器用な方は、人気ネイリストになれる可能性を秘めているのです。