ネイリストは異業種からの転職がとても多い業種として知られています。
つまり、現在活躍しているネイリストの多くが、高校や大学を卒業してすぐにネイル業界で仕事をしているわけではない、という事です。
新卒でネイリストになる人が少なく、異業種からの転身が多いのはなぜなのでしょうか?

ネイリストは参入障壁が低い仕事

一般企業でOLとして仕事をしている方が、女子力アップと癒しのためにお気に入りのネイルサロンを見つけ通うのは良くある事。

ただ、中にはお客として通っていたOLがネイルの世界に魅了され、それまでの仕事を捨ててネイリストに転身する例もあります。

変わったところでは、警備会社に勤務していた女性がネイリストに転職した例もありますし、アパレル店員やエステティシャンがネイリストの仕事を掛け持ちするのも珍しい事例ではありません。
美容業界とはほとんど縁のなかった主婦が、奮起してネイリストとして活躍できるのもこの業界の面白さです。

ネイリストは参入障壁の低い業種ですので、やる気と情熱、多少の手先の器用さがあれば誰でも技術と知識を学び仕事をする事ができます。
もちろんプロのネイリストを目指すためには、きちんとスクールで学び資格取得を考えるのが一番。

誰でもできる仕事ですが爪や手の皮膚に触れ、爪に化学物質を塗ってケアする業務ですので、皮膚や爪の構造、爪の病気、その対策、ネイルケアの歴史などしっかりとした知識を頭に入れて仕事をする必要がありますね。
もしトラブルに発展した時「何も知りませんでした。だから責任はありません」では済まないのです。

ネイリストの求人、年齢不問が多い理由とは?

実際にネイリスト求人をチェックすると、いくつか特徴があります。
まず年齢が不問になっていることが多い、という事。

一般的にネイリストは若いキャピキャピとした女性がする仕事というイメージがあります。
もちろん若い女性も多いのですが、すべてのネイリストが10代後半から20代前半の若い世代ではありません。

ネイルサロンや美容室、エステサロンなどでさまざまな経験を積んだ30代、40代のネイリストを求める職場も多数あります。
その理由は人生経験を積んだネイリストを求めているから。

ネイルケアやジェルネイルを施術している間、ネイリストはずっと同じ顧客と向き合う事になります。
その間、口を開けば他の顧客の悪口を言ったり、爪の荒れた顧客へ「どれだけ乱れた生活をしているの?」と上から目線で嫌味を言うようでは、施術レベルが高くても人気は出ません。

さまざまな人生経験を積み、酸いも甘いもかみ分けた大人のネイリストが求められているのです。
ネイリストの究極の使命は、ネイルケアを通して顧客の心を癒す事なのです。